新型３～５トン級 超小旋回ミニショベル・
新型４～５トン級 後方超小旋回ミニショベルの販売開始について

＜ご参考＞

・超小旋回ミニショベル：

旋回半径を短縮し、機体の前・後のはみ出しをそれぞれ１０％以下に抑えたショベル。おおよそクローラ車幅内で作業でき、狭所作業に特化した機種。

・後方超小旋回ミニショベル：

後端旋回半径を短縮し、機体後端のクローラ幅からのはみ出しを１０％以下に抑えることで、狭所作業性を高めたショベル。

１）低燃費性能の向上

○

従来の作業モード（Hモード）に加え、新作業モード「Sモード」を新たに搭載。最大約23～25％の大幅な燃料消費量の削減が可能となりました。

○

燃料タンク容量を、SK30UR-6・SK38UR-6は従来モデルの38Lから42Lに、SK50UR-6Eは従来モデルの53Lから75Lにアップさせました。

２）環境負荷低減技術の搭載

○

オフロード法2014年基準に適合しています（SK50UR-6Eのみ）。

○

「iNDr（エンジン冷却システム）」の搭載により、優れた防じん性やメンテナンス性、低騒音性を兼ね備えています。機械右後方で最大４dBの騒音低減を達成しています（SK30UR-6の場合）。

○

エンジン冷却の排風を機械の側面排風から下方排風に変更しました。熱風による植木の枯れ等を抑制します。

○

マフラーからの排気を、機械下方から排出する「iNDr＋E」仕様機を設定し、排気による植木の立ち枯れ
等を抑制します（SK50UR-6Eは標準設定、SK30UR-6およびSK38UR-6はオプション設定）。

３）安全性・快適性向上

○

多機能表示の新型液晶カラーマルチディスプレイをオプション設定しています（ハイリーチクレーン仕様、高さ深さ制限装置設定時には標準設定）。

○

キャノピ／キャブともにTOPS（横転時オペレーター保護構造）規格に適合しています。またデザインを一新し、キャノピには鋼板のルーフを採用、キャブには新型ラウンドデザインやリンク式スライドドアを採用。さらにキャブでは容量をアップし、エアコンも標準装備しています。

４）作業能力向上

○

ハイリーチクレーン仕様（オプション）の吊り上げ能力を、SK30UR-6では最大約46%（半径2.0ｍ時）、SK38UR-6では最大約10%（半径2.0ｍ時）、SK50UR-6Eでは最大約22%（半径2.5m時）それぞれアップ。最大吊り上げ能力は、３機種とも0.99トン（SK30UR-6では半径1.6m時、SK38UR-6では半径2.0m時、SK50UR-6Eでは半径2.5m時）となり、作業性が向上しています。

○

車幅からの機体後端のはみ出し量をゼロに抑えながらも、SK30UR-6では従来機に比べて作業範囲を拡大させました。SK38UR-6、SK50UR-6Eでも、作業範囲を維持しています。

１）環境負荷低減技術の搭載

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オフロード法2014年基準に適合しています。

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「iNDr（エンジン冷却システム）」を発展させ、下方排気式の「iNDr＋E」仕様機を標準設定しました。排風とともにエンジン排出ガスを機体下方より排出するため、接近する植木の立ち枯れ等を抑制します。

※1

SK30UR-6・SK38UR-6は、国土交通省の定める第3次排出ガス対策型建設機械指定の排出ガス基準値をクリアして います。

※2

特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律

※3

「iNDr」は2013年に国土交通省のNETIS（新技術情報提供システム）において事後評価（V評定）を受けた技術で、公共事業入札評価での優位性も期待されます。今回、販売開始する機種についても追加申請を進めております。
【NETIS（新技術情報提供システム）について】
国土交通省が、新技術の活用のため新技術に関わる情報の共有及び提供を目的とした新技術情報提供システム（New Technology Information System：NETIS）。国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されています。NETIS iNDr登録ページ：
http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Search/NtDetail1.asp?REG_NO=CG-100015&TabType=2&nt=nt

※4

無負荷ハイアイドル時、機側（右後方）1ｍ、高さ1.5ｍにて実測。