2013年11月19日
コベルコ建機株式会社

「iNDr搭載極低騒音型バックホウ」及び「AIS機能付バックホウ」が
NETIS(新技術情報提供システム)にV登録


 コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:藤岡 純)の販売する油圧ショベルに関しまして、国土交通省の NETIS(新技術情報提供システム)に登録されている2つの技術、
     ①iNDr(冷却システム)搭載極低騒音型バックホウ※1(登録番号:CG-100015-A)
     ②オートアイドルストップ(AIS)機能付バックホウ※2(登録番号:KK-100065-A)
が新技術活用評価会議で評価され、事後評価(V登録)を受けました。
 これに伴い、登録番号の末尾がA("Application"の頭文字)からV("Value "の頭文字)となります(①登録番号:CG-100015-V、②登録番号:KK-100065-V)。

 今回評価された「iNDr搭載極低騒音バックホウ」は2010年、「AIS機能付バックホウ」は2011年にNETISへ登録されております。その効果は、「iNDr搭載極低騒音バックホウ」では騒音低減による作業環境含めた周辺環境への配慮とメンテナンス性の向上、「AIS機能付バックホウ」では燃料消費量低減によるCO2削減となります。
 これら2つの技術の工事活用実績が認められ、この度事後評価(V登録)を受けました。

 事後評価(V登録)を受けた技術活用のメリットは、以下の2つとなります。
 ・工事完了後の工事成績評点の加算点幅が増える可能性があります。
 ・NETIS登録期間の延長、及び加算点対象期間が延長されます。

 なお、iNDr技術は5.5t以上の後方超小旋回型(SR機)、及び超小旋回型(UR機)油圧ショベルに、AIS技術は6t以上の油圧ショベル全機に搭載しています。

 コベルコ建機は、今後もより一層の商品価値を提供するべく、独自技術の追求に努め社会と環境に優しい建設機械の提供に注力してまいります。

<ご 参 考>
【新技術情報提供システム(NETIS)について】
国土交通省が、新技術の活用のため新技術に関わる情報の共有及び提供を目的とした新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)。国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されています。

NETISホームページ:http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/NewIndex.asp
*新技術の検索で「iNDr」・「AIS機能」と入力すると閲覧いただけます。

iNDr搭載機種『SK75SR-3』

AIS機能付機種『SK200-9』

※1

【iNDr(冷却システム)機能について】

 

iNDr

 

当社が独自開発した、ノイズの除去とダストの除去という2つの機能をあわせもつ先進の冷却システム「iNDr」(「Integrated Noise & Dust Reduction Cooling System」の略語)です。

 

吸気口から排気口までを一本のダクトに見立て、その内部に冷却機器やエンジンをレイアウトさせた新構造により、エンジンなどが発する音の外部漏れを最小限に抑え、周辺環境に配慮した大幅な低騒音化を実現しました。

 

吸気口の奥にある冷却器の前に、脱着が簡単な防塵フィルタ(通称:「iNDrフィルタ」)を設置し、機械内部への埃の侵入をシャットアウト。清掃の手間が大幅に減り、メンテナンス性が向上しました。

   

※2

【オートアイドルストップ(AIS)機能について】

 

2003年より業界で初めて当機能を油圧ショベルに搭載しました。これまで手動で行われていたアイドリングストップを、乗降遮断式レバーと連動させ、一定時間経過後に自動でエンジンが停止します。本機能を搭載することで、燃料消費量とCO2排出量を最大20.8%削減できます(当社実測値)。また、省エネや環境負荷低減のみだけでなく、無人機の安全確保、騒音低減など様々な効果が期待できます。



以上

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