2012年8月29日 新型7トン級油圧ショベル『SK75SR』の開発・販売開始についてコベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:藤岡 純)は、低燃費製品のラインナップ強化を進めていますが、このほど、7トン級油圧ショベルにおいて、燃費を更に向上させた『SK75SR』を開発し、2012年9月1日より販売開始します。 販売価格および販売目標台数は以下のとおりです。
今回開発したコベルコ建機の新型7トン級油圧ショベル『SK75SR』は、従来から搭載しているオートアイドリングストップ機能に加え、新作業モードである「ECOモード」を装備しています。それにより、旧モデルである『SK70SR-2』のSモード(省エネ・燃費重視モード)と本製品ECOモードを比較して27%燃費を低減しています。また、旧モデルと比較し、通常のHモード(作業優先モード)で6.1%、Sモードで13%、それぞれ燃費低減を実現しています。 『SK75SR』は、今年5月に稼働を開始した、広島五日市工場の新製品第1号となります。本製品は、2010年に低騒音技術「iNDr」搭載機種としてNETIS(新技術情報提供システム)に登録された旧モデル『SK70SR-2』の技術を継承しており、今回も登録申請を進めています。加えて、「ECOモード」搭載により、一層の低燃費を達成し、中・小型低燃費ショベルのメニューの拡充を図りました。 コベルコ建機は『低燃費のコベルコ』の評価に応えるべく、ハイブリッド機のみならず通常型ショベルにおいても環境に配慮した省エネルギー・低燃費のショベル開発に取り組んでまいりました。『SK75SR』は、需要が拡大している震災復興の現場や、さらには低燃費・低騒音を武器に、都市型ショベルとして都市部での使用が期待されます。 今後も、コベルコ建機は、低燃費・低騒音だけでなく、市場ニーズにお応えをして、各種、品ぞろえを充実させてまいります。 新製品『SK75SR』の主な特長は以下の通りです。 【新型7トン級油圧ショベル『SK75SR』の主な特長】
以上 |