~グローバル展開へ向けた新たなステージへ~
株式会社神戸製鋼所(本社:神戸市中央区、社長:佐藤 廣士)のグループ会社であるコベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:小谷 重遠)は、2009年3月に取得した広島市五日市地区の敷地に、グローバルな事業展開に向け、グループ全体の生産および開発の最適化を担ったグローバルエンジニアリングセンター(以下:GEC)を設立するとともに、油圧ショベルを生産する広島地区の生産体制を再編し、五日市工場の建設を行ないます。2012年5月の稼働開始を目指して、本年6月に建屋の建設工事を着工する予定です。今回のGEC設立及び五日市新工場建設は、神戸製鋼グループの「中長期経営ビジョン~KOBELCO VISION“G”~」実現に向けたグローバル戦略の大きな柱となります。
GECは、開発・生産・調達が一体となったグループ横断的な組織機能で、グループ全体での付加価値を最大化させる役割を果たします。これにより、開発スピードの飛躍的な向上、世界同一品質基準を満たしたものづくりの実現、クロスソーシング調達等による変動費コストの削減を目指します。
五日市工場は、現有祇園工場の中型油圧ショベルと沼田工場の大型油圧ショベルの生産機能を集約させ、沼田工場は、部品専用工場として再編します。新工場では、従来から取り組んでいる生産性向上活動を更に発展させ、生産効率化を極限まで追求し、最高水準の生産性と競争力の実現を目指します。
GECと五日市工場の設立は、単なる工場の移転ではなく、急激な事業環境の変化に対応すべく、事業運営のスピードアップと、体質強化を行うための投資と位置付けています。事業を永続的に発展させていくためのグローバル展開へ向けた新たなステージへの第一歩です。今回の開発生産体制の再構築により、コベルコ建機グループ全体でのサプライチェーンやマネジメント体制のグローバル対応強化を図っていく予定です。真のグローバル企業として事業展開を推進できる体制を目指し、今後とも競争力強化に取り組んでまいります。
【GEC】 |
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方 針 |
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コベルコ建機グループ全体の開発・生産を最適化する司令塔機能 |
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目 標 |
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(1)開発リードタイムの半減 |
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(2015年) |
(2)全世界生産拠点の生産性平均30%向上 |
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(3)全世界の部品購入費5%ダウン |
【五日市工場】 |
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方 針 |
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世界No.1のものづくりを実現し、最高水準の生産性を持つ工場 |
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目 標 |
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(1)生産性倍増 |
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(2)部品及び完成機在庫半減 |
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(3)生産リードタイム半減 |
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生産機種 |
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7~95トンクラスの油圧ショベル |
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生産能力 |
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8,500台/年 |
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所 在 地 |
: |
広島県広島市佐伯区五日市港2丁目2番 |
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事業内容 |
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油圧ショベルの製造、開発拠点 |
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土地面積 |
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約10万㎡ |
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建屋面積 |
: |
約3.5万㎡ |
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総投資額 |
: |
198億円(投資済:83億円 追加投資:115億円) |
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建設工期 |
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2011年6月 工事着工、2012年1月末 竣工 |
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操業開始 |
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2012年5月(2013年3月末移転完了) |
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施設構成 |
: |
開発センター、先行技術センター、総合研修センター、工場事務所、組立棟、製缶棟、出荷棟 |
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全体パース図 |
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GEC・五日市工場 建設予定地 |
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以上