2010年10月13日
コベルコ建機株式会社

 小型ホイールローダ「LK120Z」の開発・販売について

~ホイールローダ全機種が排ガス規制への対応を完了~


 コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:小谷 重遠、以下:コベルコ建機)は、小型ホイールローダ
「LK120Z」をモデルチェンジし、2010年10月1日より販売を開始致しました。

販売価格並びに販売目標台数は以下の通りです。
機種名 LK120Z
バケット容量 1.3m3
運転質量 6,730kg
販売価格 930万円
販売目標台数 30台/年
販売開始時期 2010年10月1日

*運転質量及び販売価格はキャノピ使用(標準仕様)の場合

 今回モデルチェンジした小型ホイールローダ「LK120Z」は、オフロード法(特定特殊自動車排出ガス規制等に関する法律)に対応しております。また、作業負荷に応じた2種類のエンジン出力モードの設定が可能となり、作業効率と燃費性能が向上しました。
 本機種のモデルチェンジにより、当社のホイールローダ全機種は日米欧の排出ガス規制への対応を完了しました。


小型ホイールローダ「LKシリーズ」 LK120Z
小型ホイールローダ「LKシリーズ」 LK120Z

 
 【小型ホイールローダ『LK120Z』の主な特長】

         

(1)環境性

オフロード法(特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律)に適合しております。

(2)作業性・省エネ性 

作業状況に応じて選択できる2つのエンジン出力モードを搭載。負荷の大きい作業を行う場合にはP(パワー)モードを、負荷の小さい作業を行う場合にはFE(エコノミー)モードを設定し、より効率よく作業を行うことが可能です。

ステアリング回路には、必要量のみ作動油を供給するロードセンシング油圧システムを採用。余力をアタッチメント回路に振り分けることで、エンジン出力を無駄なく活用します。

コモンレール式電子制御エンジンを採用し、クラストップの高いエンジン出力が可能となりました。発進や停止を繰り返す作業も力強い加速力でスムーズに行えます。

(3)走行性 

走行振動を抑えるダイナミックダンパを装着することで、悪路走行時に避けられないアタッチメントの揺れを吸収して車体の揺れを緩和し、オペレータの疲労軽減に貢献します。(オプション)

 

 【ホイールローダ「LK120Z」の主要諸元】

機種名

LK120Z

本体形式

LK120Z-6

●性能

標準バケット容量 m3

1.3

運転質量(標準仕様) kg

6,730[7,030]

常用荷重 kN{kgf}

20.6{2,100}

最大掘起力 kN{kgf}

63.7{6,500} 

走行速度
(前進・後進)km/h

1速 km/h

8.1/8.1

2速 km/h

15.2/15.2

3速 km/h

34.4/34.4

最小回転半径

バケット最外側部 mm

5,180

最外輪中心 mm

4,480

●寸法

全高 mm

2,990[3,082]

全長(バケット地上) mm

6,170

全幅

車幅 mm

2,270

バケット幅 mm

2,350

ホイールベース mm

2,600

トレッド mm

1,820

最低地上高 mm

375

 

積み込み寸法

バケットヒンジピン高さ mm

3,470

ダンピングクリアランス mm

2,720

ダンピングリーチ mm

935

●エンジン

名称

カミンズQSB3.3

種類

インタークーラターボ付直接噴射式ディーゼル

総排気量 リットル

3.26

定格出力 kW/min-1{PS/rpm}

71.2/2,200 {97/2,200}

最大トルク N・m/min-1{kgf・m/rpm}

406/1,600 {41.4/1,600}

燃料タンク容量 リットル

120

単位は国際単位系のSI表示で{ }は従来表示です。[ ]内はキャブ仕様の値です。

以上

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