コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:小谷重遠、以下コベルコ建機)は、本日、アンドラ・プラデッシュ州の工場建設予定地において油圧ショベル新工場の起工式を執り行いました。
起工式には、皆川一夫 在チェンナイ日本国総領事、コベルコ建機小谷重遠社長、株式会社神戸製鋼所関係者、および新工場関係者などが出席しました。
コベルコ建機にとって今回のインド新工場は、アジア圏において日本、中国、タイに次ぐ4カ国・6ヶ所目の生産拠点となります。
インド新工場は、組立ライン、塗装・出荷ラインを備え、初期の生産能力を年間1,200台と設定しており、2011年1月より操業を開始する予定です。生産機種は、インド市場で最も需要が多く、且つ低燃費で好評を得ている20トンクラスを生産する予定ですが、市場のニーズに合わせて、増産や大型機の生産にも対応出来る柔軟な体制を確立して参ります。
インドの油圧ショベル市場は、2009年の総需要が約8,200台と、2004年から2009年までの6年間で2.3倍に増加しており、中国に次ぐ人口と広大な国土を持つインドは、今後の経済発展とインフラ整備の進展とともに、更なる需要の拡大が期待されます。
コベルコ建機は、昨年12月に、中国四川省にある成都工場の拡張移転を完了し、世界最大市場となった中国に次ぐ市場になると期待されるインドに生産拠点を構えることで、アジア圏での成長戦略が大きく前進することとなります。『燃費のコベルコ』と評価頂いている技術力、製品力に加え、顧客サービス体制の充実に、より一層注力し、成長する新興国・市場において、今後も積極的な取組みを実施して参ります。
『コベルコ コンストラクション イクイプメント インディア』(略称 KCEI)の概要 |
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【社 名】 |
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コベルコ コンストラクション イクイプメント インディア
KOBELCO CONSTRUCTION EQUIPMENT INDIA PVT.LTD.(英文名) |
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【所 在 地】 |
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本社:インド デリー市郊外(デリー市中心から東へ約20km)
工場:アンドラ・プラデッシュ州 SRI CITY工業団地(チェンナイ市内から北へ75km) |
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【代 表 者】 |
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Vikram Sharma(ビクラム シャルマ) |
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【資 本 金】 |
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10億円(5億ルピー:約2円/ルピー) |
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【出資比率】 |
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コベルコ建機95%、伊藤忠商事グループ5% |
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【操業開始】 |
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2011年1月 |
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【事業内容】 |
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建設機械の製造、販売・サービス |
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【生産品目】 |
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20トンクラス油圧ショベル |
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【生産能力】 |
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1,200台/年 |
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【面 積】 |
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敷地面積:68,000m2 建屋面積:5,300m2 |
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【役員構成】 |
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コベルコ建機:4名 現地ローカル:1名 |
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【従業員数】 |
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製造部門:126名 販売部門:74名(2013年時点 予定) |
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<完成予想図> |
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<地図> |
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以上