2009年07月16日
コベルコ建機株式会社 後方超小旋回ミニショベル ビートル『SK10SR』および
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今回、開発した後方超小旋回ミニショベル ビートル『SK10SR』は、後方超小旋回ミニショベル 『SK09SR』をモデルチェンジした新機種です。従来機に比べ、更に深い掘削作業を行なうことが可能となりました。また、車格がアップするものの、従来と変わらない優れた狭所進入性・作業性を保ち、操作性・メンテナンス性も更に向上致しました。
当機種は、宅地・街路、公園などの作業スペースに余裕がない場所や、制約ある作業環境でも安全に効率良く作業することが可能です。
一方、ミニショベル『SK008』も、優れた狭所進入性・作業性を併せ持つスリムかつコンパクトな機械で、国土交通省の超低騒音型建設機械に指定、住宅密集地でも安心して作業できる静かさと快適性を実現しました。
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新製品『SK10SR』と『SK008』の主な特長は、以下の通りです。
【後方超小旋回ミニショベル ビートル『SK10SR』の主な特長】
1)狭所進入性・作業性 |
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○ |
クローラ幅(最縮小時)750mmはクラス最小で、狭い通路の通り抜けや住宅裏の現場などへの投入が可能です。 |
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○ |
隣地境界が1m程度の狭い通路内でもブームスイング機能を使った壁際掘削や側溝掘りが可能です。 |
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2)操作性 |
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○ |
操作しはじめの作動油流量を抑えたことで、レバー操作の立ち上がりが滑らかになり、狭所での作業が行い易くなりました。 |
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3)メンテナンス性・快適性 |
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○ |
フルオープンボンネットの採用で、開口面が大きくなり従来手間の掛かっていたラジエータ給水、作動油補給、バッテリチャージがスムーズになるなど、一層容易にメンテナンス作業を行うことが可能となりました。 |
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○ |
国土交通省の超低騒音型建設機械指定に申請中。 |
【ミニショベル『SK008』の主な特長】
1)狭所進入性・作業性 |
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○ |
クローラ幅が伸縮可能で、クローラ幅を狭めれば700mm程度の幅の門扉も余裕を持って通り抜けることが可能です。 |
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○ |
クローラ最拡張時、後端旋回半径500mm・旋回時クローラ幅からの後端はみ出し量80mmで、狭い現場での壁際作業をスムーズに行えます。 |
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2)メンテナンス性・快適性 |
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○ |
フルオープンボンネットの採用で、容易にメンテナンス作業を行うことが可能です。 |
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○ |
国土交通省の超低騒音型建設機械に指定。 |
主要諸元表 |
機種名 | SK10SR | SK008 | ||
本体型式 | SK10SR-2 | SK008 | ||
●性能 | ||||
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0.022 | 0.022 | ||
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3.7/1.8 | 3.7/2.0 | ||
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9.0{9.0} | 8.4{8.4} | ||
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10.8{1,100} | 10.5{1,070} | ||
●質量(標準シュー装着時) | ||||
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990 | 890 | ||
●寸法 | ||||
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2,880 | 2,600 | ||
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980/750 | 840/680 | ||
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1,440 | 1,390 | ||
●エンジン | ||||
型式 | ヤンマー2TNV70-WYB | ヤンマー2TE67L | ||
種類 | 水冷2気筒過流室式ディーゼル | 立型水冷2気筒ディーゼル | ||
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5.9/2,000 {8.0/2,000} |
7.7/2,400 {10.5/2,400} |
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10 | 9.7 | ||
●側溝掘機構 | ||||
方式 | ブームスイング方式 | ブームスイング方式 | ||
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左80 右50 | 左45 右90 | ||
●作動範囲(標準アーム時) | ||||
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3,300 | 2,830 | ||
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1,750 | 1,500 | ||
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3,160 | 2,750 | ||
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2,320 | 1,950 |
* 単位は国際単位系のS I単位表示で { } 内は従来表示です。また、バケット容量、掘削力はJISで表示しています。 |
以上