2008年10月30日
コベルコ建機株式会社

超小旋回ミニショベル『SK20UR』の開発・販売開始について


~超小旋回機シリーズの強化!環境性・安全性・耐久性を更に向上!~

 コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:小谷 重遠)は、このほど2トンクラスの超小旋回ミニショベルSAVER(セイバー)『SK20UR』をマイナーチェンジし、11月1日より販売開始致します。

販売価格および販売目標台数は以下のとおりです。

ブランド名 SAVER
機種名 SK20UR
標準バケット容量 0.066m3
運転質量 2.0トン
販売価格
398万円
販売開始時期 2008年11月1日より
販売目標台数 100台/年
*記載の数値はゴムクローラ仕様のものです。


 今回開発した超小旋回ミニショベル『SK20UR』は、国土交通省が定める第3次基準値排出ガス対策型と超低騒音型建設機械の基準値をクリアし、高まる環境ニーズに配慮しました。また、キャノピの天窓をハードコート化し、耐久性・安全性も更に向上しました。
 従来から好評を頂いている土を逃がさず廃土する独創ドーザ、高い強度を確保したTOPSキャノピは、引き続き採用しております。
当機種は、住宅狭隘路地での上下水道・ガス導管などの管工事や、住宅基礎工事・外溝工事、道路工事など、より幅広い現場での作業が行えます。


超小旋回ミニショベル「セイバー」SK20UR

超小旋回ミニショベル「セイバー」SK20UR

 

新製品『SK20UR』の主な特長は以下の通りです。

【超小旋回ミニショベル『SK20UR』の主な特長】

(1) 環境性
国土交通省が定める排出ガス対策型建設機械(3次基準)指定制度に申請中。
国土交通省の超低騒音型建設機械に指定申請中。
ラジエータ上方排風仕様をオプション設定。これにより、廃熱が人や生垣に直接当たらずに機体から排出されます。
   
(2) 耐久性・安全性
キャノピの天窓ポリカをハードコート化したことにより、傷がつきにくく視界性をより長く、クリアに保ちます。
走行リモコン弁にブーツ構造を採用し、雨水の浸入を防ぎます。
シート右側をしっかりと囲ったTOPSキャノピを採用。万一の横転でもオペレータを保護します。
緩停止機能付きのキャノピ干渉防止装置を装備。アタッチメントとキャノピが接触しそうになるとブザーで警告し、アタッチメント動作が自動的に停止します。
   
(3) 作業性
凹みにくい箱型構造の大型ブレードを採用。ブレード面は土波を起こす独自の曲面で、後ろに土をこぼさず前方に土を転がすので、効率良くドージング作業が行えます。

【主要諸元表】

ブランド名

SAVER

機種名

SK20UR
本体型式 SK20UR-2

標準バケット容量 m3
0.066
旋回速度 min-1{rpm}
9.0{9.0}
最大掘削力
(バケット)
kN{kgf}
19.5{1,990}
最大掘削力
(アーム)
kN{kgf}
12.2{1,245}


機械質量
kg
2,000
運転質量 kg

全長(輸送時) mm
3,890
全幅(輸送時) mm
1,450
全高(輸送時) mm
2,270



型式 三菱重工業L3E-3E
種類 水冷3気筒渦流室式ディーゼル
定格出力 kW/min-1
{PS/rpm}
11.3/2,200
{15.4/2,200}
燃料タンク容量 リットル
25





方式 パラレルブーム平行リンク式オフセット
オフセット量(左/右) mm
左805 / 右330





最大掘削半径 mm
3,960
最大掘削深さ mm
2,210
最大掘削高さ mm
4,730
最大ダンプ高さ  mm
3,470

* 単位は国際単位系のS I単位表示で { } 内は従来表示です。
また、バケット容量、掘削力はJISで表示しています。


 

 以上


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