2008年09月25日
コベルコ建機株式会社

四川大地震、小学校再建工事の起工式について


~四川大地震、復興支援プロジェクト~

 コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:小谷重遠(こたにしげとお))と、コベルコ建機の中国の合弁会社である成都神鋼工程機械(集団)有限公司、成都神鋼建設機械有限公司の3社は、四川大地震で被災した小学校の再建復興計画に参画し、準備を進めてきましたが、本日、四川省 彭州(Pengzhou)市内にある慶興中心小学校建設予定地で起工式を執り行いました。
 起工式には、成都市政府・教育局;王副局長、彭州市;譚副市長、他、市政府、教育局幹部や、慶興中心小学校の肖倫勇校長をはじめ、先生や児童代表100名などが参列しました。コベルコ側からは、島田顧問役(前社長)、王董事長、などコベルコ幹部とCSRメンバーなどが参列しました。
 市政府幹部の挨拶、校長先生からに感謝の挨拶に続き、児童代表からの喜びの挨拶も行なわれるなど和やかな雰囲気の中、式典が執り行われました。

2008年9月25日 彭州市麗春鎮慶興中心小学校 起工式の模様
2008年9月25日 彭州市麗春鎮慶興中心小学校 起工式の模様

  再建支援をする小学校は、彭州市麗春鎮慶興中心小学校で、生徒数780名。校舎(4階建)、寄宿舎(3階建)、食堂(2階建)等を新たに建設し、併せて備品の購入も行ないます。コベルコ建機グループ3社は、建設費用の全額を寄贈し来年、9月の新学期からの学校再開を目指し、小学校建設から教育支援の企画にも積極的に携わってまいります(完成予想図、位置図ご参照)
 今回の四川大地震の被害にあい、成都市行政管轄内で再建が予定されている小中学校は60校に上り、今回、彭州市に建設する慶興中心小学校は、全壊した学校の一つです。彭州市は四川省成都市の行政管轄区域内にある県級市になります。成都市中心部から北西に36kmに位置し、面積1,420平方km、人口78万人の都市です。

 当社は、1994年9月14日に成都で建設機械の合弁事業を開始し、中国四川省成都市に拠点を構えてから15年目になりました。今では地元企業として成長を続けています。地元の従業員一同だけでなく、国内外のグループ会社社員一同は、被災した小学生の学習環境の整備に貢献できる事を誇りに感じています。ご寄付やお見舞金を頂いた取引先の方々と共に喜びを共有していきたいと考えています。民間企業が行う、一貢献活動ではありますが、地元の方々の心と記憶に残る貢献活動にするべく、関係各位の協力を得ながら活動を続けてまいります。

~小学校概要と支援内容~

【小学校名】 彭州市麗春鎮慶興中心小学校(ぺんぞうし れいしゅんちん けいこうちゅうしん)
【設立場所】 四川省彭州市内(成都市から北へ約25km)
【 人 数 】 生徒:約780名、教師:約60名 (17クラス)
【支援総計】 約800万元(校舎、寮、食堂などの再建、机、椅子などの備品含む)
【 工 期 】
12ヶ月(09年8月末竣工予定)


完成予想 パース図 全景
完成予想 パース図 全景

完成予想図 校舎
完成予想図 校舎


四川大地震における復興支援(被災小学校の再建)
四川大地震における復興支援(被災小学校の再建)

 以上


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