~日本、中国、タイ 3生産拠点体制へ~
コベルコ建機株式会社 (本社:東京都品川区、社長:小谷重遠)は、昨年8月以降建設に取り組んでいた新完成機工場の開業式を、本日、7月2日に執り行いました。開業式には、取引先、銀行関係、当社からは、コベルコ建機社長の小谷 重遠など、関係者325名が出席しました。今後、東南アジア諸国向けに20トン級油圧ショベルの本格生産を開始致します。
当社は、1996年にタイのラヨン県に重機ショベルの部品を生産する「
Thai Kobelco Construction Machinery
マシナリCo., Ltd.
(当社100%子会社)」を設立して以来、12年に渡ってショベル用製缶構造物(溶接構造物)を主に生産し、東南アジアの各販売拠点に部品供給を行っておりました。今回、従来からの部品工場に加え、油圧ショベルを生産する一貫工場が完成した事となります。本年4月から一部工場の稼働を開始し、既に新工場での第一号機を4月に出荷しています。
コベルコ建機では、今後、本格稼働するこの完成機工場を『東南アジア地域での中核工場』と位置づけ、沿岸部のメリットを活かして東南アジア全域にショベルの供給を行い、コベルコのプレゼンス向上に努めて参ります。
<新工場の概要>
【所在地】 |
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タイ ラヨン県 Eastern Seaboard工業団地 (バンコクから東南へ約117km) |
【投資金額】 |
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17億円 |
【稼働予定】 |
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2008年 4月 |
【生産品目】 |
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20トン油圧ショベル本体完成機 |
【生産能力】 |
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年産2,400台 |
【敷地面積】 |
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72,000㎡ |
【従業員数】 |
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約200名(08年7月中の目処) |
【稼働予定】 |
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2008年4月に稼働開始、第一号機を出荷 |
08年7月2日 タイ完成機工場 開業式典の模様
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以上 |