2008年06月06日
株式会社神戸製鋼所
コベルコ建機株式会社

中国四川省 成都事業拠点の移転の起工式について


 神戸製鋼グループのコベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:島田博夫、以下コベルコ建機)の中国の合弁会社である三社【成都神鋼工程機械(集団)有限公司(以下CKCMG)、成都神鋼建設機械有限公司(以下CKCM)、並びに成都神鋼小型ショベル有限公司(以下CKME)】は、本日、中国成都市において、事業拠点を移転する起工式を行いました。移転起工式には、中国側から四川省政府幹部、成都市政府幹部などが多数出席し、総勢2,000人規模で行なわれました。
 上記3社は、成都市政府から「百億元プロジェクト企業」に認定されるとともに、成都市政府の都市再開発事業方針のもと、昨年12月19日に事業拠点移転計画に調印し、準備を進めてきました。
 日本側から挨拶に立った㈱神戸製鋼所代表取締役社長 犬伏泰夫は、「成都神鋼グループは、四川省・成都市のご指導のもと、百億元プロジェクト企業の認定を受け、本日の起工式を迎えることが出来た」「我々は神戸の震災で被災し復興した経験を持つ企業として、今後も様々な形で中国の復興の力になっていきたい」と述べました。
 四川大地震の直後ではありますが、復興の第一歩として計画通り起工式を行うよう成都市政府からの強い要請があり、また当社としても移転計画を予定通り進めていくことが復興の一助となるとの判断から、本日の起工式を開催するに至りました。

今回、事業拠点を移転する3社は、以下のとおりです。

成都神鋼工程機械(集団)有限公司(CKCMG):現地事業の統括会社(2003年8月設立)
成都神鋼建設機械有限公司(CKCM):油圧ショベルの製造会社(1994年9月設立)
成都神鋼小型ショベル有限公司(CKME):ミニショベルの製造会社(2007年7月設立)

 移転先は、現在の所在地から車で15分ほどの成都市龍泉区の国家級成都経済技術開発区にあります。2009年中頃に一部の工場で操業を開始し、2010年初めには完全移転する予定です。投資金額は、約100億円以上の規模になる見込みですが、投資計画の詳細は、本年7月頃に正式に決定いたします。正式に決定しましたら改めてご報告致します。

 本移転については、成都市の震災からの早期復興と都市計画の推進に貢献できるものであり、今後も計画を着々と推進してまいります。

6月6日起工式
 左:成都市書記 李春城 右:神戸製鋼所 代表取締役社長 犬伏泰夫

6月6日起工式
左:成都市書記 李春城 右:神戸製鋼所 代表取締役社長 犬伏泰夫

 以上


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