コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:島田博夫)は、このほど3トン級の超小旋回ミニショベルSAVER(セイバー)『SK30UR』と、7トン級の超小旋回ショベルACERA GEOSPEC(アセラ・ジオスペック)『SK75UR』を開発し、販売開始致します。
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新冷却システム「iNDr」の採用により、ミニショベル並みの騒音レベルを達成! |
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当社が独自開発した、ノイズの低減とダストの除去という2つの機能を併せもつ先進の冷却システムが「iNDr」(「Integrated Noise & Dust Reduction Cooling System」の略語)です。
7トンクラスにおいては、2008年4月より販売開始した『SK70SR』に引き続き、超低騒音(93dB)をクリアし、ミニショベルとかわらない騒音レベルを達成しました。
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吸気口から排気口までを一本のダクトに見立て、その内部にエンジンルームを設けた新構造により、エンジンルームで発生する音の外部漏れを最小限に抑えました。
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吸気口の奥にある冷却器の前に、脱着が簡単な防塵フィルタ(通称:「iNDrフィルタ」)を設置し、埃の侵入をシャットアウト。ラジエータ類の清掃の手間を大幅に削減しました。 |
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優れた性能と生産性 |
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パワフルかつ複合操作が容易に行える新油圧回路の採用により、重負荷においても軽負荷と変わらない滑らかな動き出しが可能となりました。 |
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高性能エンジンやエネルギー損失を最小限に抑えた新油圧システムの採用により、更なる生産性向上と燃費低減を実現しました。
【掘削土量燃費(m3/L)】 |
S(標準)モード:12%向上 |
【燃料消費量(L/h)】 |
S(標準)モード:4%低減 |
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快適性とメンテナンス性 |
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キャブは、クラス最大の室内空間を装備し、足元スペースを1.65倍に拡張しました(従来機比)。 |
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地上からのメンテナンスアクセス箇所を増やしたことで、メンテナンス性を大幅に改善しました。 |
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環境規制対策 |
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日・米・欧における最新の排ガス規制に対応したエンジンを搭載しています。 |
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仕様設定 |
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必要な強度をアタッチメントに確保し、ブレーカ配管を新たにオプション設定しました。
これにより、さらに幅広い作業を行うことが可能となりました。 |
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