2007年5月17日
コベルコ建機株式会社

後方超小旋回油圧ショベル ACERAアセラ GEOSPECジオスペック 『SK225SR』および
DYNASPECダイナスペック 『SK235SRD』の開発・販売について


~ 独自発想の新冷却システム「iNDr」を採用し、驚きの静かさと防塵効果を実現! ~

 コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:島田博夫)は、このほど22トン級の後方超小旋回油圧ショベルACERA GEOSPEC(アセラ・ジオスペック)『SK225SR』および23トン級の後方超小旋回油圧ショベルDYNASPEC (ダイナスペック)『SK235SRD』を開発しました。当社は『SK225SR』の販売を7月1日より、『SK235SRD』の販売を6月1日より開始致します。

今回の独創的な新製品は「さすがコベルコ!」シリーズの第3弾となります。
第1弾: “世界一の作業高さ65m超を実現した超大型ビル解体機”
第2弾: “業界初の「排ガス新法」に適合し、大幅に燃費を改善した油圧ショベル”
第3弾では油圧ショベルの「静粛性」にこだわり、低騒音化を極めました(=極低騒音化」)。

販売価格および販売目標台数は以下のとおりです。

ブランド名 ACERA GEOSPEC DYNASPEC
機種名 SK225SR SK235SRD
標準バケット容量(m 0.8
運転質量(トン) 22.3 24.3
販売価格(千円) 17,760 21,100
販売開始時期 7月1日より 6月1日より
販売目標台数 100台/年 180台/年
 

今回開発した「SK225SR/SK235SRD」は、当社独自発想の新冷却システム「iNDr」の採用により、国土交通省の指定する超低騒音型機械の基準値を5dB(デシベル)も下回るレベルを達成して低騒音化を極めるとともに、解体・産廃分野など粉塵の多い現場でも優れた防塵効果を発揮する、「極めて静かな、埃にも強い」油圧ショベルです。

また、日・欧・米の最新の排ガス規制に対応したエンジンの搭載や、当社が誇るシミュレーション技術などを駆使した新油圧システムの構築により、エネルギー損失を最小限に抑制でき、大幅な燃費低減(SK225SRの場合、SK235SR現行機比21%低減)を実現しました。
加えて、クラストップのパワフルな掘削力を誇るとともに、優れた耐久性・整備性、さらには快適性など様々な観点からも、商品価値の向上を追求しました。

今回のフルモデルチェンジを機に、後方超小旋回ショベルの従来ブランド「グランビートル」を“機種別ブランド”から“用途別ブランド”に変更し、一般土木仕様機については油圧ショベル『アセラ・ジオスペック(ACERA GEOSPEC)』、また、建物解体仕様や砕石仕様などの用途別専用機については『ダイナスペック(Dynaspec)』という新ブランドを採用しました。


SK225SR

後方超小旋回油圧ショベル
「アセラ・ジオスペック」SRシリーズ

新製品『SK225SR/SK235SRD』の主な特長は以下の通りです。
【後方超小旋回油圧ショベル『SK225SR/SK235SRD』の主な特長】

(1) 新冷却システム「iNDr」を採用し、「極低騒音」と「容易な清掃」を実現!
  当社が独自開発した、ノイズの除去とダストの除去という2つの機能をあわせもつ先進の冷却システムが「iNDr」(「Integrated Noise & Dust Reduction Cooling System」の略語)です。
超低騒音よりも静かな「極低騒音」
吸気口から排気口までを一本のダクトに見立て、その内部にエンジンルームを設けた新構造により、エンジンルームで発生する音の外部漏れを最小限に抑えました。
これにより、超低騒音基準を大幅に下回る95dBを実現し、低騒音化を極めました。

 
*極低騒音: 当社独自の表現であり、国土交通省の指定制度上はあくまで超低騒音型となります。
20トン級ショベルの場合、低騒音の規制値は106dB以下、超低騒音が100dB未満ですが、当機では95dB(従来機比△5dB)を実現。特に機体左側の吸気口での測定値はマイナス10dB(音の感じ方では2倍の差に相当するレベル)を達成しました。

吸気口の奥にある冷却器の前に、脱着が簡単な防塵フィルタ(通称:「iNDrフィルタ」)を設置し、埃の侵入をシャットアウト。ラジエータ類の清掃の手間を大幅に削減しました。

(2) トップクラスの生産性
高出力で低燃費な次世代電子制御エンジン(コモンレール式超高圧燃料噴射システムとクールドEGRシステムを採用)や高効率ポンプの採用、加えてエネルギー損失を最小限に抑えた新油圧システムによって、大幅な生産性向上を実現しました。

  【燃費低減】(標準モード時): <以下の数値はSK235SR現行機比(当社実測値)>
従来機と同じ作業量で、SK225SRは燃費21%低減、 SK235SRDは燃費15%低減を達成。

(3) メンテナンス性の向上
ラジエータ、オイルクーラ、インタークーラの配置を工夫したことにより、楽な姿勢で、地上からのメンテナンスが容易に行なえるようになりました。
分割フロアマットや工具なしで交換清掃可能なエアコンフィルタなど、キャブ(運転室)内の清掃性も向上しました。

(4) 安全/環境、快適性の追求

通常形に搭載したキャブと同じ幅と高さを実現したビッグキャブを新開発し、ゆとりある運転室内空間を実現しました。(従来機比:キャブ幅45mmUP、足元長さ180mmUP)
iNDr効果などにより運転室内の騒音を4dB低減させ、さらには質感向上など、快適
なオペレーション環境づくりにも配慮しています。
日・欧・米における最新の排ガス規制に対応したエンジンを搭載しています。

【主要諸元表】

ブランド名

ACERA GEOSPEC DYNASPEC

機種名

SK225SR SK235SRD
本体型式 SK225SR SK235SRD-2

標準バケット容量 (山積) m3
0.8
旋回速度 min-1{rpm}
13.3{13.3} 11.8{11.8}
最大掘削力
バケット kN{kgf}
124{12,650}
(136{13,900})*
143{14,600}
(157{16,000})*
アーム kN{kgf}
88{8,980}
(96.8{9,880})*
102{10,400}
(112{11,400})*
運転質量 kg
22,300 24,300
[24,900]

全長(輸送時) mm
8,680 8,790
全幅(輸送時) mm
3,000
全高(輸送時) mm
3,130 3,160



型式 日野J05E
種類 インタークーラターボ付
直接噴射式ディーゼル
定格出力 kW/min-1{PS/rpm}
114/2,000
{155/2,000}
燃料タンク容量  リットル
300 330




最大掘削半径 mm
9,710 9,850
最大掘削深さ mm
6,590 6,650
最大掘削高さ mm
10,570 11,210
最大ダンプ高さ mm
7,700 8,330
*印はパワーアップ時の値です。
[ ]内はLC仕様です。

 

 以上


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