~ 大幅な燃費低減と作業量アップを実現! 最新の排ガス規制にも対応! ~
コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:島田博夫)は、このほど25トン級の中型油圧ショベルACERA GEOSPEC(アセラ・ジオスペック)『SK250/SK260LC』を開発し、新モデルとして4月2日より販売を開始致します。
販売価格および販売目標台数は以下のとおりです。
機種名 |
SK250 |
SK260LC |
標準バケット容量(m3) |
1.0 |
運転質量(トン) |
24.7 |
25.3 |
販売価格(千円) |
20,870 |
22,120 |
販売開始時期 |
4月2日より |
販売目標台数 |
100台/年 |
今回開発した「SK250/SK260LC」は、23トンクラスの現行機「SK230/250D」の後継機種にあたるニューモデルです。
日・欧・米の最新の排ガス規制に対応したエンジンの搭載に加え、当社が誇るシミュレーション技術などを駆使した新油圧システムの構築によって、エネルギー損失を最小限に抑制でき、大幅な燃費低減(23トンクラス現行機比20%低減)と作業量アップ(23トンクラス現行機比8%向上)を実現しました。
また、クラストップのパワフルな掘削力を誇るとともに、クラス初となる超低騒音化対応や、優れた耐久性・整備性など、様々な観点から、更なる商品価値の向上を追求しました。
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油圧ショベル 「アセラ・ジオスペック」SK250 |
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新製品『アセラ・ジオスペック SK250/SK260LC』の主な特長は以下の通りです。
【中型油圧ショベル『SK250/SK260LC』の主な特長】
(1) |
大幅な生産性向上(燃費低減、作業量アップ) |
○ |
高出力で低燃費な次世代電子制御エンジン(コモンレール式超高圧燃料噴射システムとクールドEGRシステムを採用)や高効率ポンプの採用、加えてエネルギー損失を最小限に抑えた新油圧システムによって、大幅な生産性向上を実現しました。
<以下の数値は23トンクラス現行機比(当社実測値)>
【燃費低減】(標準モード時): 従来機と同じ作業量で、燃費20%低減
【作業量向上】(重掘削モード時): 従来機と同じ燃料消費量で、作業量8%向上
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(2) |
クラスNO.1のパワフルな掘削力 |
○ |
アーム掘削力、バケット掘削力ともにクラストップの力強さを誇ります。
しかも、パワーアップスイッチを使用すれば、掘削力がさらに10%アップします。
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(3) |
耐久性・信頼性の向上 |
○ |
アタッチメント強度アップ:
各部に鍛造・鋳鋼部材を採用し、加えて、従来機では強化仕様として設定していたアーム・ブームを標準化しました。 |
○ |
アッパー本体の構造強度アップ:
アッパーフレーム底部の構造を見直すとともに、アンダーカバー面積を最小限に抑えて強度アップを図りました。
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(4) |
メンテナンス性の向上 |
|
○ |
ラジエータ、オイルクーラ、インタークーラを並列に配置したことにより、楽な姿勢で、地上からのメンテナンスが容易に行なえるようになりました。 |
○ |
分割フロアマットや工具なしで交換清掃可能なエアコンフィルタなど、キャブ(運転室)内の清掃性も向上しました。
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(5) |
中古価値のアップ |
○ |
N&B(ニブラー&ブレーカ)配管、ブームセーフティバルブを標準装備したことにより、現場対応力と安全性の向上が図れ、再販価値アップにも貢献できます。
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(6) |
安全/環境、快適性の追求 |
○ |
25トンクラスで初となる超低騒音型の基準値をクリア。欧州2次騒音規制値もクリアしています。また、運転室内の騒音低減や質感向上など、快適なオペレーション環境づくりにも配慮しています。 |
○ |
日・欧・米における最新の排ガス規制に対応したエンジンを搭載しています。
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<油圧ショベル『SK250 / SK260LC』の主な仕様>
機種名
|
SK250 |
SK260LC |
本体型式 |
SK250-8 |
SK260LC-8 |
性
能 |
|
1.0(旧JIS 0.9) |
|
11.0{11.0} |
最大掘削力 |
|
170{17,300}
(187{19,000})* |
|
119{12,100}
(131{13,400})* |
|
24,700 |
25,300 |
寸
法 |
|
10,120 |
|
2,990 |
3,190 |
|
3,200 |
エ
ン
ジ
ン |
型式 |
日野J05E |
種類 |
インタークーラターボ付
直接噴射式ディーゼル |
|
131/2,100
{178/2,100} |
作
動
範
囲 |
|
10,310 |
|
7,000 |
|
9,800 |
|
6,880 |
以上 |