クラス最大級の破砕処理力を実現！ コンパクトな自走式横入れ型モデルを新発売！
コベルコ建機株式会社（本社：東京都品川区、社長：石田 孝）は、 クラス最大級の破砕力を実現した、コンパクトな自走式木材破砕機 『ハスキーグラインダ H-3045T』 を、12月4日より新発売致します。
販売価格並びに販売目標台数は以下の通りです。
| 機種名 |
『ハスキーグラインダ Ｈ-3045Ｔ』 |
| 処理能力＊ |
30～90m3/ｈ |
| 販売価格 |
7,370万円 |
| 販売目標台数 |
10台/年 |
| 販売開始時期 |
2003年12月4日 |
| ＊処理能力は、投入する破砕物の種類・形状および作業条件により異なります。 |
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| 自走式木材破砕機 『ハスキーグラインダ H-3045T』 |
当社は、米国の木材機械大手ハスキー社（Precision Husky Corporation、本社：アラバマ州リーズ市、社長：ボブ スミス）の木材破砕機に関して、同社製品の国内輸入販売総代理店であるニチメンマシナリー株式会社（本社：東京都港区、社長：小田 有久）との間で販売協力契約を締結しており、既に今年2月よりハスキー社製の木材破砕機「ハスキーグラインダ」8機種を販売しています。
ハスキー社製の木材破砕機「ハスキーグラインダ」シリーズは、高速回転ハンマの強い打撃力によって廃木材の減容化・再資源化を効率よく行えるのが最大の特長で、主に解体現場や林業分野、造園業において廃木材・剪定材・間伐材などの粉砕・チップ化に使用され、国内でも多くの実績と高い評価を得ております。
今回新発売する『ハスキーグラインダ H-3045T』は、コンパクトな自走式のため機動性に優れ、且つ、500馬力のハイパワーエンジンの搭載によりクラス最大級の高破砕処理能力を実現しました。さらに、「横入れ型」なので、長尺材でもそのまま投入・破砕処理が可能であり、破砕対象物の飛散が少なく、作業現場の環境にも配慮しています。
これらの特長を有する『ハスキーグラインダ H-3045T』は、国内のユーザーニーズに対応してハスキー社が日本仕様に開発した地域戦略商品であり、本機のようにコンパクトな自走式横入れ型で、500馬力クラスの高い処理能力を実現した木材破砕機は、国内で初となります。
当社は、既存の木質系廃棄物処理機メニューに『ハスキーグラインダ H-3045T』を追加投入することにより、ますます多様化するユーザーニーズに応じた最適な商品・サービスをご提供し、更なる循環型社会の構築に取り組んで参ります。
『ハスキーグラインダ H-3045T』の主な特長は以下の通りです。
【 『ハスキーグラインダ H-3045T』の主な特長 】
| （1）コンパクトなボディで、優れた破砕処理能力を発揮 |
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1クラス上の大型木材破砕機と同レベルの500馬力の高出力エンジンを搭載し、加えて、この能力を最大限に発揮できる「エンジン直結駆動方式」を採用。油圧モータ駆動方式に比べて高速回転・高トルクなハンマで打撃するので、効率良く繊維状にチップ化できます。 |
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横方向から廃材を投入できるため、枝、葉、幹はもちろん、長尺材でも前処理が不要です。また、破砕する高速回転部をカバーで覆うことで、破砕対象物の飛散を大幅に抑制し、作業現場の環境にも配慮しました。
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コンパクトな自走式なので機動性に優れ、現場内のシビアな設置レイアウトにも柔軟な対応が可能です。
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ハンマが確実に廃材に噛み込むように、新たにハンマを段違いに配置するなどの工夫により、作業効率を高めました。 |
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排出用のベルトコンベア先端にはマグネットローラーを装備。釘などの金属類を選別・除去し、異物の混入を防止します。 |
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負荷センサーを採用しエンジンの毎分回転数と投入速度を最高の状態に保つことで、詰まりを防止します。またエンジンにオーバーロードの負荷が生じるとフィードホイールとフィードコンベアが自動的に逆転します。 |
| （2）誇れる耐久性・整備性 |
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金属片や巨大な異物等が回転破砕部に混入しても、機械本体の致命的な損傷を抑える「スクリーン個別解除装置」で完全に保護できます。 |
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画期的な油圧式流体カプラの採用により、クラッチを最大限に保護。目詰まりが発生した場合には、損傷が生じる前にエンジンを減速させ、クラッチを切り離します。始動時にも作動するこの保護システムにより、クラッチ摩耗を劇的に減少させ、故障もミニマイズ。毎日のクラッチ調整も不要です。 |
| （3）機能的な遠隔操作装置 |
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不測の緊急事態に対応できるリモートコントロールを標準設定。投入機側からでも本体を操作できます。 |
『ハスキーグラインダ H-3045T』の主要諸元
| 本体型式 |
H-3045T |
| 分類 |
自走式 |
| 機械重量 |
18,144 kg |
| 処理能力 *1 |
30～90 m3/ｈ |
| 最大/常時処理径 *2 |
600/300 mm |
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寸
法
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全長（輸送時） |
9,910 mm |
| 全幅（輸送時） |
2,590 mm |
| 全高（輸送時） |
3,200 mm |
| 投入高さ |
2,080 mm |
| 開口部寸法（幅×奥行） |
1,140 mm×762 mm |
| ハンマ数 |
32個（固定ハンマ方式） |
| エンジン定格出力 |
373/2,000 （kW/min-1）
500/2,000 【PS/rpm】 |
| 走行速度 |
高速時：5.5km/h
（低速時：3.8km/h） |
| 登坂能力 |
70% （35度） |
| リモコン |
標準装備 |
| 磁力選別機 |
標準装備 |
| ＊1） |
処理能力は、投入する破砕物の種類・形状、および作業条件により異なります。 |
| ＊2） |
最大処理径とは、破砕物の種類、形状、方向を考慮して投入すれば破砕可能な最大寸法を示します。
常時処理径とは、連続的に破砕を行う場合に投入できる最大寸法を示します。 |
以上
