2003年8月12日
コベルコ建機株式会社

中国合弁事業パートナーの民営化に伴う新合弁会社の設立について

~新合弁会社『成都神鋼工程機械(集団)有限公司』を本日 発足~

 コベルコ建機株式会社(本社:東京都品川区、社長:石田 孝)は、中国の現地合弁事業パートナーである「成都工程機械(集団)有限公司」(董事長:王 錦、以下:成都工程)の民営化に伴い、このほど出資参加することを決定し、本日、8月12日付けで新合弁会社『成都神鋼工程機械(集団)有限公司』(以下:成都神鋼集団)を設立致します。
  新合弁会社の概要は以下の通りです。

 【成都神鋼集団の概要】
  社  名:成都神鋼工程機械(集団)有限公司 
   [英文] CHENGDU KOBELCO CONSTRUCTION MACHINERY GROUP CO.,LTD.

  所在地 :四川省成都市成都経済技術開発区洪河中路1号

  設立時期:2003年8月12日

  資本金 :56.5百万元 (約790百万円)

  株主構成:(中方) 経営管理者団体(MEBO): 49%
        (中方)成都市華盛(集団)実業投資有限公司: 12%
        (日方) コベルコ建機株式会社: 39%

  事業内容:持株会社機能、ショベル・ホイルローダーの販売・サービス

  董  事:8名(経営管理者団体4名、華盛集団1名、コベルコ建機3名)

  従業員数:360名

 1994年9月、コベルコ建機(当時は神戸製鋼所の建機部門)は中国四川省の国営の建設機械有力メーカーである成都工程などとの共同出資により、油圧ショベルの製造及び販売・サービスを行う「成都神鋼建設機械有限公司」(現 総経理:柳堂 達彦(コベルコ建機より派遣)、以下:CKCM)を四川省成都市に設立しました。その後、中国全域をカバーする成都工程の販売・サービス網を通じて、着実に販売量を伸ばしてきました。

 近年では、中国における建設機械市場の著しい需要拡大とともに、油圧ショベルの生産・販売台数は飛躍的に増加してきており、今後、企業間でのますます厳しい競争が予想されております。
 そこで、成都工程は、将来性ある国有企業の民営化を奨励・支持する中国政府の方針を踏まえて、更なる経営の効率化に向け、民営化に転換して新会社を設立することを決定しました。CKCMでの合弁事業を通じて信頼関係を構築してきた当社は、この機を捕らえ、新会社へ出資し経営参画することによって、これまで以上に製販一体運営による事業のスピードアップや、経営管理・運営面において新たなノウハウを提供する等サポート体制の強化を図ります。

 これを契機として当社は、中国における建設機械ビジネスの更なる発展を目指して参ります。 

 以上

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